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【名探偵コナン】Time after Time

第5章 命を賭けた恋愛中継





コナンくんは事件のことを順を追って説明してくれた。

 
事件の発端は、高木刑事が先週資料室で、一年前に首吊り自殺した女性の資料を見て"あること"に気が付いたことだった。

それはナタリーさんが、伊達くんが事故で亡くなった事を知らずに待ち続け、彼に捨てられたと勘違いして命を絶ってしまったのではないかということ。

真実を伝えようとした高木刑事は彼女の遺族に会いに行こうとしたが、ナタリーさんの両親は交通事故で亡くなっており、笛本という男に会いに行った。


この笛本こそが今回の事件の犯人だった。


ナタリーさんから彼氏の名前を「ワタル」だと聞かされていた笛本は、高木刑事からの連絡を受け、彼女を捨てて自殺に追い込んだ「ワタル」という刑事が1年経って会いに来たと思い、伊達くんと下の名前が同じ「高木渉」を拉致した。

彼は同郷だった事もありナタリーさんの事を娘のように可愛がっており、彼女と同じ英会話教室に勤めて遺体も彼が引き取っていた。
コナンくんは私と佐藤刑事に聞いた話から、笛本はナタリーの遺品である携帯に送られた高木刑事のメールを読んで誤解し、復讐に走ったと確信したそう。



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