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【名探偵コナン】Time after Time

第5章 命を賭けた恋愛中継



『安室さん!』


安室さんに続いて、息を切らして警視庁から出てきたのはみきだった。

『追いつかなかったか…』


「みき姉ちゃんどうしたの?」


『う、ううん!なんでもない!
それよりコナンくんはどうしたの?』

安室さんが去っていった方を見つめていたみきに尋ねてみると誤魔化し質問をしてきた。

みきの質問に、俺はパンフレットの撮影の説明をした。
それに納得したような反応を見せるみき。
俺たちの会話を横で聞いていた元太が質問をする。

「姉ちゃん誰だ?」

元太と他2人も興味津々にみきを見る。

「ああ、この人は本城 みきさん
俺や蘭姉ちゃんの知り合いだよ」


俺がそう言うと、みきはニコッと笑いよろしくね〜と子供達の目線に屈んで言った。

「それより高木刑事来てないのか?」

「それが忘れているみたいなんです
電話も繋がらないし…」

光彦は俺の質問に困り顔をしながら答えた。

「んじゃあ、千葉刑事にでも電話してみっか…」

そう言って俺はポケットから携帯を出し、千葉刑事に電話しようとする。

「だったらよ…」

「佐藤刑事に電話して!」

「ナマモノみたいですし!」

3人が何か企んだような顔をし提案してくる。

「ん?」

俺は携帯の電話帳の千葉刑事の欄から佐藤刑事の欄にスライドし電話をかけた。

佐藤刑事に電話をかけてみると庁内に入ってきて欲しいとのことだったので中に入ることになった。

『じゃあ私もそろそろ行くね!』

「「「みきお姉さんさようなら〜!」」」

『はい、さようなら!
コナンくんもまたね』


「うん!バイバイ!
(正体を知られてる奴に子供のフリすんの恥ずかしいな…)」

そんなことを思いながら俺は子供たちと一緒に警視庁内に入っていった。

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