第2章 再会は突然に…
「先にお席へどうぞ」
梓さんに席へ案内されそのまま注文をする。
『ありがとうございます
アイスカフェオレを一つください』
「かしこまりました!」
にこっと可愛らしい笑顔を見せながらお店の奥へ戻って行った。
ポアロの内装も昔と変わらないなと思いつつ店内を見渡す。
『(そういえばさっきの男性の店員さん、降谷くんよね…なんでこんな所にいるのかしら)』
注文を待ちながら先程のことを思い出し考える。
悶々と考えていると、席に影が掛かりちょうど考えていた降谷くんらしき人が私の注文をトレイに置き持ってきた。