第3章 嘘でしょ??
いつも通りに学校から帰っている時だった
Prrrrrrr…Prrrrrrr…
『ん?なんだろ……もしもし?』
?「すみません、さんでしょうか?」
『あ、はい。そうですけど…どうかしたんですか?』
?「大変申し上げにくいのですが、あなたのお母さんとお父さんが交通事故にあわれてしまって、お亡くなりになりました」
『え…………………?うそ……』
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その事実を聞いたあと、どうやって家に帰ったかはあまり覚えていない……。しかし、とても現実味のない話に涙さえも出てきはしなかった。ーーーーーー
『あぁ、そうか、、私にはお母さんもお父さんも最初から居なかったんだ。。』
私は、私自身の父さんと母さんの記憶を消してしまった…。