第18章 兄との再会
無事でよかった?今更兄貴ずら............
総悟「ヨツ『やめて!!』ッ!」
沖田ヨツバは死んだ、そんな人間もういない
『私は鬼殺隊月柱月影あかり、沖田ヨツバなんて人間、もういない』
総悟・土方・近藤「「「ッ!」」」
『あんただって消えろって言ってたでしょ?お望み通りに消えたんだから二度とその名前で呼ばないで!!』
私は沖田ヨツバじゃない
総悟「ヨツバ!!あの時は『やめてって言ってるの!!』ッ!」
『私はお前のいいなりになってた弱い妹じゃない!!お前の妹なんてもうこの世にいない!!私は沢山の人に必要とされてるの!!愛されてるの!!家族だって血なんか繋がってなくても愛してくれる暖かい家族だっている!!』
血なんて繋がってなくても大好きな人たちが沢山いる
今更、こんなやついらない..........
『ひすい!!!』
大声で呼べばひすいが急いで入って来た
ひすい「あかり様?」
『お客様のお帰りよ!!門までお見送りして!!』
総悟「ヨツ『早く追い出して!!非常に不愉快だわ!!!』.......」
ひすい「わかりました」
部屋を出て襖を閉める
閉めるすんぜんに見えた総悟の顔は泣きそうだった
『なんで、あんたが泣きそうな顔してるの?...........』
下を向いていたらしずくちゃん達が抱きついて来た
しずね「大丈夫?」
泣きそうな顔をして言った
私はしゃがんで3人を抱きしめた
『大丈夫だよ、ありがとう』
そっと頭撫でた
『ひすいが戻ってきたら私の知り合いの所に行こっか?』
しずる「知り合い?」
『うん、私の友達だよ』
しずく「行きたい!!」
『うん、行こう行こう!』
............銀ちゃんに、晋介お兄ちゃんに、父上に皆に会いたい
ひすい「あかり様............」
『ひすい........ごめんね、いきなり驚いたでしょ?』
ひすい「いえ........待ってますから」
『うん、わかった』
いつか、ちゃんと話すから........
しずね「今からお姉ちゃんのお友達に会いに行くんだって!!」
ひすい「友達ですか?」
『うん、紹介するよ』
そう言って準備して全員で家を出て万事屋に向かった