第15章 月影あかりという女
杉原「.......命の恩人なんです、2年ほど前に鬼に殺されそうなのを助けてもらった、あかり様が来てくれなかったら家族も俺も今頃この世にいねぇ」
近藤「あかりさんというのか............」
「俺を助けてくれた鬼狩り様の名前は月影あかり様という名前で赤い目に栗色の長い髪の女の子だった」
土方「知り合いってなら話が早い、呼び出せ」
杉原「知り合いなんてきっと向こうは覚えてませんよ、それにあかり様は柱だしな.....俺なんて足元にもおよばねぇ」
隊長の杉原は真選組でも結構な実力がある....こいつが足元にも及ばねえなんてどんなけ強いんでぃ....
山崎「柱?」
杉原「鬼殺隊は階級が10段階あってその上に柱様がいる、柱より下の階級はすぐにしんじまう.....だから、柱のが鬼殺隊を支えてるようなもんだ」
ほぼ不死身のチートな化け物を倒す集まりの上か.....
杉原「あかり様は柱の中でも才のある方で5歳.....最年少で鬼殺隊に入隊して2週間で柱になった天才といわれてる」
「「「!!!!!」」」
5才!!!
杉原「今は7年たったから13歳だな」
総悟「まだ子供じゃねえか.....」
それにそんな人間が素直に着いてきてくれんのかぃ....
土方「天才だろうがなんだろうが連れていくのが上からの命令だ」
近藤「ああ、とにかく捜索するように」
そこで会議は終了になった
俺はこの時、自分が傷つけ家を出ていった妹に再開するなんて思いもよらなかった....