第14章 親子ってのは嫌なところばかり似るもんだ
将軍「家臣を助けてくれたこと礼を言わせてもらう////」
そう言って頭をさげた
こいつがお兄ちゃん達を............粛清したんだ
『別に............仕事だから』
............最悪だ............
そう言って立ち上がって足早に去ろうとする
将軍「待ってくれ............名を教えてくれぬか?////」
『名乗るほどのものではないので............』
そう告げてその場から去った
晋助お兄ちゃんを探してあっちこっち走り回る
『ッ!いた!お兄ちゃん!』
肩を叩けば振り返った
高杉「あかり、怪我はしてないのか?」
『うん............でも............』
会いたくないのに会った............
高杉「どうした?............」
『............お兄ちゃん達の仇に会った............』
高杉「そうか............」
『............帰ろ、お兄ちゃん』
腕を引っ張って屋敷に帰った、お風呂に入ってさっさと寝た
朝ごはんを食べてお兄ちゃんを駅まで送る
高杉「じゃあな、頑張れよ」
そう言って頭を撫でて抱きしめられた
『うん、ありがとう............私、頑張るから』
お兄ちゃんの背中に手を回す
『お兄ちゃん、すごく楽しかった............また、遊びに来てね、今度はまた子ちゃん達も一緒に』
高杉「ああ」
お兄ちゃんの乗った列車が見えなくなるまでそのまま見送った