第13章 高杉晋助と再会!!
来島「いい加減にするっス、武市変態!」
『そういえば、鬼の話聞いていい?』
そういえば、ここ数日で居なくなった人のことを聞いた
『なるほど、もうじき日が沈めば尻尾を出すよ』
そこから日が暮れるまでお話をして鬼兵隊のみんなと仲良くなった
『私、江戸に自分の屋敷を持ったからいつでも遊びに来てね!』
来島「いいんスカ?」
『うん!もちろん』
ッ!鬼の気配を感じて走り出した
襖を開ければ人がたくさんいるところについた
武市「ここにいるんですか?」
『うん』
ゆっくりと部屋を見渡していれば何か紐?が飛んできた
【月の呼吸 伍ノ型 満月の輪郭】
これは紐じゃなくて弦?
弦の飛んできた方を見れば鬼がいた
『............下弦の参』
私って十二鬼月の下弦と縁があるなぁ............
「オレの弦を切るなんてお前やるなぁ」
『どうも............』
そう言って飛んできた弦を切りながら背後に回る
【月の呼吸 肆ノ型 玉兎の遊戯】
首が落ちて灰になって消えた
『これでもう大丈夫』
来島「すごいっス!!動きなんて全く見えなかったっス!!」
『えへへへ、ありがとう』
そう言ってニッコリと笑う
帰らないといけないので帰ると告げれば晋助お兄ちゃんも江戸に行くので一緒に帰る
祭りに行くんだって............楽しみだねぇ、祭り
『じゃあね!』
来島「また会おうっス」
『うん』
手を振って別れた
晋助お兄ちゃんと電車に乗って数日で江戸に着いた
お兄ちゃんを私の屋敷につれて行った
『ただいま〜』
一通り屋敷の中を案内して部屋に連れて行く
『この部屋自由に使ってね』
高杉「すまねぇな」
『ううん、気にしないで、外に出る時は気をつけてね』
高杉「ああ」
部屋でしっかり休んでから警備に行く
朝に屋敷に帰ってご飯を作る
晋助お兄ちゃんが降りてきた
『ご飯できてるよ!』
高杉「すまねぇな」
『いいから!いいから!食べて!!』
ご飯を食べたのを見て私は問いかけた
『どう?美味しい?』
高杉「ああ」
お話をしながら食べる
『お兄ちゃんこれ覚えてる?』