第9章 産屋式
鴉「カアア!月影あかり!
お館様のいる産屋敷に向カェェ!」
産屋敷って父上の言っていた鬼殺隊を
率いてるお館様のいらっしゃるお屋敷
なぜ、私を............
考えても仕方がない今は産屋敷に向かおう............
鴉に案内され走って屋敷にむかう
約6時間ほどで屋敷についた
屋敷につけばお館様のいる部屋に通された
お館様「よく来たね、あかり」
すごくスッとする声だな............
『は、はい、お招きいただきありがとうございます』
お館様「あかり、君の刀身は何色だい?」
え............刀身?
『月の光のような色です』
お屋敷「やはりか............あかり
君は月の呼吸の剣士だね............」
そういうことか!
『はい、下弦の壱との戦いで月の呼吸を
使って倒しました』
お屋敷「そうか............ここ数百年
現れなかった月の呼吸の剣士が、やっと」
そういえば、ここ数百年現れなかっ
って父上が言ってたな............
それからお館様とたくさんお話をした
なぜ、鬼殺隊に入ったのかなど
...........私の過去も全部
お館様は嫌な顔1つせず私の話を聴いてくださった
涙を流せば優しく頭を撫でてくださった
お館様「そういえば、あかり自分の
今の階級は分かっているかい?」
そう言われて、腕に力を入れ階級を確認する
『え............柱!』
てっきり癸が出てくると思ったら柱の文字が............
お館様「あかり、君は鬼殺隊月柱だ」
『わ、私が柱ですか?』
お館様「そうだよ............最年少で鬼殺隊に入隊し
わずか数週間で柱になり
本当に頑張ったね」
『ありがとうございます............』
お館様「この後すぐに柱合会議が
あるから参加するようにね」
『は、はい』
お館様と一緒に庭に出れば
私より明らかに年上であろう人たちが8人いた