第8章 攘夷四天王との出会い
『じゃあ、これからは私と一緒にご飯食べれるね....』
同じものを食べさせてあげれる....
『これからもよろしくね....一緒にがんばろう....』
そっと頭を撫でる
ご飯を食べ終わってから睡眠を取るために布団に潜った
『布団は落ち着くなぁ....』
鴉も私の布団に入ってきた....そっと抱きしめて目を閉じればいつのまにか眠っていた....
鴉「オイ!!オキロォオ!!時間ダァア!!」
鴉の声で目を覚ましてから準備をする
今から走ったら陽が暮れる頃には着きそう....
『ありがとうございました』
「ご武運を....」
攘夷志士の拠点まで休まず走る....
それにしても攘夷志士か....この国を守るために戦っている人達なんだよね
『.....絶対に助けるんだ!!』
....助けると言う決意を胸にさらにスピードをあげた
日が暮れ始めた頃にやっと着いた
『ここが攘夷志士の拠点....』
空気の乱れが酷い....強い鬼がいるんだ
『気を引き締めなきゃ....』
とにかく、事情を話して中に入れてもらおう
「「うわああああ!」」
『ッ!そんなにのんびり話してる時間ない....!!』
門を飛び越えて悲鳴がしたところまで走る
『空気の流れがさっき以上に乱れてる....!』
....こんな乱れ方見たことない!!
走っていれば少し離れたところに鬼を見つけた
鬼の前に数人の人が倒れてる....多分もう亡くなっているんだろう.....
それを食った鬼をたくさんの人達が鋭く睨んでいた
『お願い!間に合って!!』
鬼が腕を動かせば植物が動き出して攘夷志士達に向かっていった
【影の呼吸 陸ノ型 電影】
それを全て斬って攘夷志士達と鬼の間に立つ
攘夷志士の人達はいきなり出てきた私に驚きの視線を向けた
『大丈夫ですか?』
後ろで尻餅をついている人に少し振り返って話しかける
「あ、ああ、大丈夫だ」
状況の把握ができていないのかオドオドしながらも返事が帰ってきた....怪我もないし大丈夫だね....
鬼「....鬼殺隊か」
鬼に視線を戻して鋭く睨みつける.....
『ッ!十二鬼月!!』
片目に壱の数字.....十二鬼月の下弦の壱!