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銀魂×鬼滅の刃

第7章 鬼狩りとしての最初の仕事





床をよく見れば他とは違う木の板だった


『これね....』


その木の板を持ち上げれば

地下への梯子が見えた


蛍「すごい.....」


『さあ、行きましょう』


早く助けないと....

梯子を降りれば通路が続いていたので進む

少し進めばたくさんの牢があった


『地下牢....』


牢の中をのぞくと人が数人いた

どの人も目に光がなく怯えているようだった

そりゃ、いきなりあんな化け物に攫われたら絶望もするよね....


蛍「母さん?!父さん?!あまね?!」


見つかるといいのだけど.....


?「お兄ちゃん?」


蛍「ッ!待ってろ!今出してやるからな!」


よかった....無事だったみたい....

蛍さんは牢を蹴ったり殴ったりしだした


『蛍さん、どいてください....牢の中のみなさんも下がって』


みんなが離れたのを確認して刀で牢を切った


蛍「すごい....」


牢の中の人を解放してもう安全だということを説明して村まで全員を連れて行く

....全員は助けられなかった....でも、今は無事な人だけでも送ろう....

村につけばいなくなった人が帰ってきたことで村人達が大騒ぎしていた

.....泣きながら喜んでいる人を見て私はホッとした....


『よかった....』


もう、私がこの村にいる理由はない....


『蛍さん!』


蛍「あかりちゃん、どうしたの?」


『そろそろこの村を出ようと思います』


そういえば、驚いた顔をした


蛍「まだ、お礼ができてないんだ....もう少しだけでも....」


『いえ、もう行きます....それにお礼なんていりませんよ....みんなが笑ってくれてる....これが嬉しいんです....もう十分です....』


蛍さんは残念そうな顔をしていた


蛍「そっか....じゃあ、気をつけて....何かあったらいつでも来てね....待ってるからね....」


そう言って頭を撫でられた.....子供扱い....

私は手を振ってその村を出た

....さあ、次の仕事がどこかな....?

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