• テキストサイズ

銀魂×鬼滅の刃

第5章 里帰り?




それにすごく綺麗....神秘的で....あの人....人間なのかな?....


【月の呼吸 陸ノ型 月神の戯れ】


【月の呼吸 拾ノ型 星月夜】


【月の呼吸 拾弐ノ型 水月の幻惑】


『すごい!!あの鬼舞辻を追い詰めてる』


あれ?だんだんと視界が狭くなっていく....

あの女の人....どうなったんだ?






薄っすらと目を開ければ太陽の光が眩しくて目を細める....


『そういえば、寝ちゃったんだ....』


何か夢を見ていた気がするけど...どんな夢だっけ?....


『思い出せない....』


こんなことよくあるな.....


『そういえば、時間....』


もうそろそろ行かないとお団子屋さんに行く時間がなくなる....

お花畑を一度眺めて山道を下っていく

楽しかった思い出はもう過去のもの....二度と手に入らない....

前に進むために綺麗な思い出として私の中において置くんだ....

もう、二度と戻れないし戻らない....あの幸せだった湊兄との時間....

.....さようなら....





しばらく歩いているとお団子屋さんが見えてきた


『おかみさん....元気かな?』


何も言わずに半年だからなぁ....

お店の中に入ればおかみさんがいて私を見た途端に固まった

....どうしよう....


『こんにちは....お久しぶりです....』


「ヨツバちゃん!!」


私を抱きしめて泣き出した....


「ヨツバちゃん!....半年も姿が見えないからどうしたのかと思って....ずっと心配してたのよ!!」


....そっか...私、湊兄のことばっかりだったけど私のこと大切に思ってくれてたのは湊兄だけじゃなかったんだ

そのことを知った途端にとんでもない罪悪感に襲われた


『連絡できなくてごめんなさい....』


「....無事ならいいのよ」


そっと笑って頭を撫でられた....


「そういえば、湊くんは?」


おかみさんは知らないんだ....湊兄が死んだこと....


『....おかみさん、聞いて欲しいことがあるの』


ちゃんと全部話そう....


「わかったわ、お団子食べながらお話しましょうか」


『うん、辛いと思うけど最後まで私の話を聞いてほしい....』

/ 80ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp