第9章 獣化注意報〜降谷の場合〜※

『んっ……ふるやさんっ…』


降谷さんは
肘を曲げベッドに付き
私の上に覆い被さったままで


横に向けた顔の目の前にある
降谷さんの腕を両手で
ぎゅっと掴み、小さく喘いだ


『…おかしく、なっちゃうからっ…』


降「可愛いですよ、名前さん…
そのまま…可笑しくなればいい」


囁かれ、再びちゅっと
耳にキスを落とされて
それだけで肩がびくつく


次第に体が熱くなり
下半身がじんじんと切なくなってきて
股を擦り合わせた


降「こっちの耳も感じますか？」


そう問いかけながら
降谷さんは私の
頭の上に生えた耳を舐めた


『あっ…そこ、だめぇっ…』


咄嗟に体を元の仰向けに戻して
降谷さんの体を両手で押した


『ほんとに、これ以上は…だめですっ』


降「本当に＂駄目＂なのか
この身体に聞いてみる事にしましょう」


降谷さんは
私の着ている服に手を伸ばし
起用に脱がしていく


『だめ…だってば…っ』


体に力が入らなくて
弱々しく抵抗したが
その抵抗も虚しく終わり


降谷さんが背中に片腕を回すと
ブラのホックを外しそれを取り払った


降「ここ、触ってもないのに
硬くして僕に可愛がってほしそうだ…」


つん、と人差し指で
胸の先を触られて
背中を浮かせた


『ぁあっ…だめなのにっ…んっ…
…きもちぃ、から……っ』


降「気持ち良くなって大丈夫です
そのまま欲望に従って…僕を求めて…」


降谷さんの唇が胸の先に近付き
そこに口付ける


もう私の理性は
保っていられなくて
欲望に従い降谷さんを求めていた


胸の飾りを愛撫する
降谷さんの唇と舌に
ビクビクと体を
震えさせながら喘いだ


もっと快楽が欲しくて
もっと降谷さんが欲しくて


『あっ…ふるやさっ…あっ、あ、
…もぅ、めちゃくちゃにしてっ…』


薬のせいで苦しくて
楽になりたくて、涙が溢れた




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