第2章 青い瞳/コナン※
私はいつのまにか眠っていた様だ
いや、正確には眠らされていた。
目の前の子供がいつも付けている
その時計型麻酔銃で…
私はコナンくんに誘われて
工藤邸に遊びに来ていた
最近コナンくんの
私を見る目に違和感を感じていたから
少し距離を置いていたけれど
今日はコナンくんの居候先の
毛利蘭ちゃんと小五郎のおじさんに
面倒を見ていてくれと頼まれたのだ
そして工藤邸に読みたい本があるからと
ここに遊びに来て
工藤新一くんの部屋で
私も本を読もうとした時に
コナンくんに眠らされてしまった
じりじりと距離を詰めて来る幼い子供
『ちょっと…待って…
コナンくん…何するつもり…』
コ「何って、今からナニをするかくらい
分かってるんでしょ?」
コナンくんの手のひらが
ワンピースから伸びた私の脚を撫でた
大人の男性なら
そのまま足で蹴っていたかもしれない
だけど目の前にいるのは
まだ小学生…。その見た目は狡い
両手首は私が眠っている間に
縛り上げたのだろうか
背中で固定されて解けそうにない
『コナンくん…駄目だよ
こんな事…私は成人済みで
コナンくんはまだ小学生だもの…』
コ「大丈夫だよ、誰にも言わないし
名前お姉さんは誰かに言えないよね?
小学生とこんなイヤラシイ事したなんて…」
まさかとは思うけど
もし、このままこの先をしたとしたら
コ「そうだよ、そのまさかだよ」
私の考えを見透かした様に
コナンくんが口を開く
コ「イヤラシイ事してしまえば
ボクは子供で名前お姉さんは大人
法律じゃ子供を裁けない…
悪いのはお姉さんになっちゃうね
ボク優しいから黙っててあげるよ?
その代わりボクの言う事ちゃんと聞いてね?」
背中に冷や汗をかく
これ以上させては駄目だと
頭の中に警告音が響く
『こ、コナンくんだめっ…』
コ「名前お姉さんが悪いんだよ
それに…気付いてるんでしょ?
ボクが小学生じゃない事も…」
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