第6章 【石田三成】鈴音と共に…②【R18】
荒い息が部屋に流れ始め、桜姫の肩が揺れる。帯を解かないままに襟元を引かれて胸を暴かれる。
白くふっくらとしたそれは三成の手を待ちわびているかのように揺れ誘った。
優しくできないと言われたのにも関わらず、三成の手は彼女の胸を優しくやわやわと弄び、もどかしささえ感じさせられた。段々と胸の突起が反応し始めて三成の手にそれが触れる。甘い声が漏れ始める頃には三成に摘み上げられた胸先は赤く色づいていた。
「こんなにしてしまって……かわいいですよ」
そう言って、胸に口を付けた三成は舐めたり吸ったり、時には軽く歯を立てて刺激を与え桜姫の身体の反応を楽しんでいる。胸を突き出すように身体を反らせてしまえば、三成に弄繰り回され更なる快楽へと誘われた。
「もっとしてほしいでしょ、桜姫様」
優しく微笑んだ三成に抱きかかえられて閨へと運ばれる。褥の上に寝かされた桜姫の帯を引き外し、寝着を肌蹴させた。
ほんのりと汗ばんだ肌がしっとりと手に吸い付いてくるのを楽しみながら、桜姫の身体を撫ぜ回す。
「んっ……みつなりっ…くんッ」
桜姫の手が三成を求めて空を彷徨うと、三成はその手をそっと取り、口づけをした。三成の肩に置かれた手には、彼からの愛撫に合わせて力が籠り愛おしさを倍増させる。
「桜姫様」
三成の手が桜姫の太腿へ掛けられる。
まるで魔法にかかったかのように自然と開かれた脚の間には、三成からの愛撫で溢れさせた愛液が溢れ出さんばかりだ。
「こちらもこんなにして……まだ触ってもいないのに、いけませんね」
指を一本だけその筋をなぞるように這わせた三成は、愛液を掬い上げて彼女の目の前へ持っていく。桜姫の唇に愛液を塗り込めば自然と開いた口が彼の指を咥え込んだ。
身体は熱く、彼を求めている。彼の中心で昂っているであろうその熱が欲しくて考えただけで、また愛液を溢れさせてしまう。
クチュクチュと音が響き出せば、身体の悦びも増幅していき、求める心は高まっていった。
「どうしましょうか?こんなになっている桜姫様はどうして欲しいのでしょう?」
「三成くんっ……いじわ…るっ…」
「そんなこと言っていいのですか?」
三成は桜姫の声を塞ぐように口づけを落とし、彼女の秘所を更に撫で上げる。