• テキストサイズ

武将達との恋物語

第6章 Happily ever after ④夜の思いつき〜家康〜



久しぶりの家康との逢瀬を一日楽しみ、夜は誰にも邪魔されないように、家康の御殿へと行き、お互いに湯浴みを済ませ、家康の部屋へと戻る。

褥の上であぐらをかいた家康に「おいで」と呼ばれ包まれるようにその上に座る。鼻先をくっつけお互いにその触れ合いを楽しんだ後は、自然と唇が重なっていく。
軽く啄む様な口づけを与えられ、離される。

真っ直ぐに見つめられ、
「サラの喜ぶ事したい。」

いつもの様に甘い言葉を耳元で囁かれ、押し倒されながら、深い口づけが始まる。

でも、今夜のサラは、ふと思った。
(私も、家康の喜ぶ事をしてあげたい)と。

その考えが、緊張と戸惑いのたくさん詰まった夜の幕開けになるとは、サラは夢にも思わなかった。


/ 150ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp