第1章 罰ゲーム
じゃ~ん け~ん ぽ~ん。
あいこでしょ~ あいこでしょ~
「うげぇ~…マジかよ~…」
「普段から美味しいとこばっか持ってくから
だろ?笑」
「じゃ、罰ゲームは~……」
遠い世界のどこかで子供のような声が響く。
今日は、どんな遊びをしようか?
子供は、無邪気で残酷。
神は、無慈悲で冷酷。
散らばっているビー玉のひとつをはじいて、
他のビー玉にぶつけた。
「みーつけた笑」
転がったビー玉を拾ってニッコリ笑った。
狂喜に見えるその笑顔。
運命は決まった。
どんなミライでも君は受け入れるしかない。
さぁ……
オマエニ ドンナ ミライヲ ツゲヨウカ……