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【ヒロアカ】雪恋【轟焦凍】

第9章 原作編《神野事件》


紫沫SIDE


一先ずお風呂に連れてきてもらいシャワーを浴びながら中にあるものをどう処理しようかと考えていると、おもむろに扉が開かれて裸姿の焦凍君が現れた。

「え!?ちょっ、なんで!?」
「洗うの手伝う」
「いや、自分で…」
「それ、俺のせいだろ」
「そうだけどっ!」

自分の裸を見られるのが恥ずかしいのもあるけど、それ以上に焦凍君の裸を見ることに慣れなくて視線を逸らす。
だから焦凍君の動きを見ていなくて、後ろから伸びてきた手が秘部に触れるまで気付かなかった。

「ひゃっ」
「まだ全然残ってんな」
「ちょっ、と…ッ」

中のものをかき出す為に入ってきた指に身体が反応してしまう。
そんなつもりじゃないのに。
お風呂場だから少しの声でも響いて焦凍君にバレてしまうんじゃないかと、必死に声を抑えるけど。
身体の反応までは抑えられなくて…

「洗えてる気がしねぇんだが…」
「ッ…自分で、するから…ぁ、ン」
「もしかして感じてんのか?」

僅かに響く水音は自分の意思で止められない。
それに気付いたのか、焦凍君の指が私の弱いところばかりを攻め始める。

「だめっ…ゃ…ァッ」
「こんなに濡れてんのに、説得力ねェぞ」
「ゃぁ…もぅ、ィ…っく」

的確に弱いところを突いてくる焦凍君に叶うはずもなく、あっという間に果ててしまった。

「ぁ、んッ…!」
「…また欲しくなっちまった」

身体の自由がきかない私は抵抗できる力もなくて、またしても壁に手を付く形になりあっさりとソレを咥え込んでしまっていた。
果てた余韻の残る身体は快感に敏感で、もう声を抑えることなんて出来ない。
お風呂場に響き渡る矯正と水音に羞恥心を感じることすら忘れて行為に夢中になっていく。
回数を重ねるごとに身体は快楽を覚え、蕩けるような甘い刺激が身体と心を翻弄していた。

「さっきより、濡れてねぇか?」
「わか、んな…ぃッ」
「…紫沫……膣内(なか)に出してぇ」

さっきよりも優しく響く低音に。
私はその言葉を拒むことなんて出来なくて。
寧ろその事を望んでいる気すらして…

「んっ…ちょうだい?」
「ッチ…その言い方は、ズリィだろっ」

一際激しくなった律動にもう言葉を口にすることが出来なくて。
溢れるのは甘い喘ぎ声だけ。
今日何度目かの絶頂と共に中に欲を吐きだすソレの感覚を覚えていた。


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