• テキストサイズ

【ヒロアカ】雪恋【轟焦凍】

第8章 原作編《林間合宿》


轟SIDE


肝試しでペアとなった爆豪と共に中間地点を過ぎゴールを目指していた最中、"テレパス"で敵が現れたとの情報が入った。
辺りに立ち込めていたガスの被害に合って動けなくなっていたB組の奴を担いでゴール地点を目指していたが敵と遭遇してしまう。
交戦をするなとの指示だったがすんなりとここから離れられそうにないと思っていたところへ"テレパス"によって今度は戦闘許可が下りると、すぐにまた"テレパス"が入る。

『敵の狙いの一つ判明——!!生徒の「かっちゃん」わかった!?「かっちゃん」!!「かっちゃん」はなるべく戦闘を避けて!!単独では動かないこと!!』
「不用意に突っ込むんじゃねえ。聞こえてたか!?おまえ、狙われてるってよ」
「かっちゃかっちゃ、うるっせえんだよ。頭ン中でえ…クソデクが何かしたな、オイ。戦えっつったり、戦うなっつったりよお〜〜ああ!?クッソどうでもいいィんだよ!!」

敵の攻撃に対して応戦をすることしか出来ずにいた時だった。

「いた!向こうに氷が見る。交戦中だ!」
「!?」
「あ…?」
「爆豪!轟!どちらか頼む——…」
「肉」
「光を!!!」
「あ゛っ」
「かっちゃん!」
「障子、緑谷…と。常闇!?」

俺達よりも前に出発していた障子とボロボロになって担がれている緑谷が現れた。
その後を常闇の"黒影"が見たことのない大きさと勢いで追ってきている。

「早く"光"を!!!常闇が暴走した!!!」
「見境なしか。っし。炎を…」
「待て、アホ」
「肉〜駄目だぁああ。肉〜にくめんんん。駄目だ駄目だ、許せない。その子たちの断面を見るのは僕だぁあ!!!横取りするなぁあああああ!!!」
「強請ルナ、三下!!」
「見てえ」

俺達が防戦一方だった敵を瞬殺してしまった。

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛、暴れたりリンゾォ、ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」
「ひゃん」
「ハッ」
「てめぇと俺の相性が残念だぜ…」
「…?すまん、助かった」

俺と爆豪の"個性"で暴走を鎮め、取り敢えず先生のいる施設が安全だからと向かう事にする。
狙われているらしい爆豪を囲うように並び歩いていると、麗日達の姿を障子が捉えそちらへと向かった。


.
/ 456ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp