第13章 明かされる真実
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「レン…そういう事やったんやね。最近…霊圧消して生活しとるからなんでか気になっとったんや。もう1つの誰かさんは何なのかボクには分からへんけどな?」
「「市丸隊長!?」」
『趣味わるいなぁ…聞いとったんかぁ…押さえようと頑張れば…霊圧だけが上がるだけ。もう…どうしたらいいかわからへん…』
「レンはやっぱり…季南に似とるとこが多いんやな。」
『えっ?』
「季南もそうやったんや。十一番隊の四席になる頃には…総隊長さんの数千倍の霊圧やった。せやから…季南は制御装置を百個つけとったし…」
「「『百個!?』」」
「そうや。それだけ高い霊圧やったんや。レン。これ着けてみぃ?」
ギンはそう言ってレンに指輪を渡した。
『これ…何?』
「制御装置や。マユリはんに頼むんはイヤやったから…ある人に頼んで作ってもろたんや。それ一つでレンの霊圧は総隊長さんくらいになるんや。」
レンは指輪を右手の薬指にはめた。
『うわぁぉ♪♪ホンマや♪ギン…おおきに♪』
レンはそう言ってギンに微笑んだ。
「レンの悩みは1つ解決やな。ほな…そろそろ隊主会の時間や。レン…行こか。」
『うん♪』
レンとギンは一番隊へ…
雛森は五番隊へ向かって行った。