第11章 戸惑う心
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現世にて…家探しをしているレンとギン。
着いたところは…
【浦原商店】
「お久しぶりッスねぇ☆お二人さん☆」
店から出てきたのは…
浦原喜助。
この店の店主である。
「お久しぶりですねぇ☆浦原さん。」
あの…ギン?ここは…やめておいたほうが…
「レン…」
赤パインこと、恋次がでてきた。
『なんでアンタがここに居るん?』
「しょうがねぇだろ…他に住む場所がねぇんだよ…レン…ちょっと付き合えよ…」
恋次は…少し紅くなりながら言った。
『はぁ?イヤや。勝手に何処にでも行けばええやろ?』
「良いから…ついて来い。」
『えっ…何すんの!?』
恋次はいつの間にか…
死神化していて…
レンも浦原によって…
死神化させられた。
そして…レンは恋次に…
お姫様抱っこにされ…
強制連行された…
『離して…恥ずかしいやん…////』
「普通の奴等には見えねぇよ。」
二人がいるのは人様の家の屋根の上。
『それでも…イヤや…////一護君とかには見えるやん…///(あれ?だれ?なんで?あたし、こんなキャラやったっけ?)』
「なぁ…レン…俺…お前の事…」
―ピピピピッ!!
いきなり二人の伝令信機が鳴り響いた。
「(なんだよ!!こんな時にっ!!)」
『破面…遂に来たんやね…』
レンの表情はいつものヘラヘラした表情でもなく…
さっきの乙女な表情でもなく…
五番隊隊長としての表情だった。