• テキストサイズ

絶望の果てにあるもの

第9章 真実の信頼




×
×
―虚圏。

【ラスノーチェス】

「藍染様…逃げ帰ってきた役立たずのゴミがこんなものを…」

こう言って藍染の元に手紙らしき物を持ってきたのは…
ウルキオラ・シファー。十刃の一人である。

【はぁ~い☆
元気ですかぁ~?天に立ってみた気分はどうですか~?
楽しい生活してはるんやろねぇ?
藍染様(笑)
まぁ…そんなんどうでもええわ。
アンタに勝負を挑む。今いるその場から引きずり下ろしたる。

覚悟して下さい。
藍染様☆

現・五番隊隊長・市丸レン】


「フッ……面白い子だ。受けてたとうじゃないか。出来るものならやってみるがいいさ。」

藍染は妖しく笑った。



―瀞霊挺…

【五番隊隊舎】

「隊長…最近…雛森副隊長来ないね…」

『そうやねぇ…』

「隊長!!それだけ?もっと心配するとかしないの?」

こう言ったのは…平隊員ですよ?
現・五番隊はこんな感じで平隊員と隊長の会話がすごく多いのですよ☆

『心配しててんけどなぁ…どないしたらええか…分からへん。』

「それで…今考えてたというわけ?」

『まぁ…そういう事やね…』

「良い方法は見つかった?」

『まったく…。考えれば考えるほど…分からへん…』

「とか言いながら…書類はしっかりやってるのね…。」

『それは…当たり前やんかぁ…桃がいない分…しっかりやらなあかんやろ?』

「隊長って…真面目なのか…なんなのか分からない時がある…。」

『そうかぁ?いつでも真面目なんやけど…。』

「そうだよ…。だって…いつもはヘラヘラしてて役に立たない隊長なのにさ…いざと言う時にはすごく役に立つし…」

『それ…隊長に言う事なん?』

「レン隊長だから言うんだよ?隊長は…なんか違う。」
/ 161ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp