第9章 真実の信頼
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―虚圏。
【ラスノーチェス】
「藍染様…逃げ帰ってきた役立たずのゴミがこんなものを…」
こう言って藍染の元に手紙らしき物を持ってきたのは…
ウルキオラ・シファー。十刃の一人である。
【はぁ~い☆
元気ですかぁ~?天に立ってみた気分はどうですか~?
楽しい生活してはるんやろねぇ?
藍染様(笑)
まぁ…そんなんどうでもええわ。
アンタに勝負を挑む。今いるその場から引きずり下ろしたる。
覚悟して下さい。
藍染様☆
現・五番隊隊長・市丸レン】
「フッ……面白い子だ。受けてたとうじゃないか。出来るものならやってみるがいいさ。」
藍染は妖しく笑った。
―瀞霊挺…
【五番隊隊舎】
「隊長…最近…雛森副隊長来ないね…」
『そうやねぇ…』
「隊長!!それだけ?もっと心配するとかしないの?」
こう言ったのは…平隊員ですよ?
現・五番隊はこんな感じで平隊員と隊長の会話がすごく多いのですよ☆
『心配しててんけどなぁ…どないしたらええか…分からへん。』
「それで…今考えてたというわけ?」
『まぁ…そういう事やね…』
「良い方法は見つかった?」
『まったく…。考えれば考えるほど…分からへん…』
「とか言いながら…書類はしっかりやってるのね…。」
『それは…当たり前やんかぁ…桃がいない分…しっかりやらなあかんやろ?』
「隊長って…真面目なのか…なんなのか分からない時がある…。」
『そうかぁ?いつでも真面目なんやけど…。』
「そうだよ…。だって…いつもはヘラヘラしてて役に立たない隊長なのにさ…いざと言う時にはすごく役に立つし…」
『それ…隊長に言う事なん?』
「レン隊長だから言うんだよ?隊長は…なんか違う。」