第7章 新たな戦い
×
×
―穿界門前…
黒崎一護一行が現世へと帰る。
一護は浮竹から死神代行証を貰った。
『いっちご~♪そのうちひょっこり遊びに行くから待っててなぁ♪♪』
「レン…まさか…一護君に…!?それはあかん!!人間に恋心なんて抱いたらあかん!!その前に…お嫁になんか絶対にいかせんもん!!」
『ギン…。アンタなぁ…。アホやろ?誰がいつ…一護と結婚するとか言うたんや…。誰も言ってへんわ!!ボケェェェッ!! 』
「グェッ!!」
ギンはレンの鉄拳により…
百のダメージを受けた。
「レン…。伸びてるぞ…?(汗)」
伸びているギンを見て…浮竹が言った。
『ええの。気にせんといて♪』
「…ッ…レン…なにしてくれはるん?」
『なっ?大丈夫やろ?』
「「「……。」」」
みんな無言になっちゃった…。
一護たちは…
現世へと無事に?帰って行った。
レンは何故か…
浮かない顏をしていた。
「レン…どうした?」
そんな顏をしたレンに浮竹が言った。
『なんでもありませんよ♪ただ…一護君達がいなくなるのが寂しいなぁって…』
レンは無理に笑って答えた。
しかし…誰もその偽りの笑顔に気付くことはなかった。
いつか…
バレるんだ…
あたしは…
消えるんだ…
あのこと…
恋次は言うてへんやろか…?
信じたいのに…
怖くて…
辛いのに…苦しいのに…いつも笑って過ごしてる…
いつか…本当の笑顔であなたと笑っていたい…