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絶望の果てにあるもの

第4章 自分の命の友情




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『あら…止めてしもた…浮竹隊長もようやるわ。流石♪あたしの父親にしたい人No.①♪』


そして…
何人かの勇者により…
処刑は止められた(笑)

『さぁ…あたしも行かなあかんなぁ。』

レンはそう言うとある場所に向かった。








『桃。どこに行くつもりや?』
「ひゃあ!!レンちゃん…。なんで霊圧消して近付いて来るのよ!!」

『桃かて…人の事言われへんやろ?桃。この先は行ったらあかん。』

「どうして?藍染隊長が日番谷君に…『違う。藍染隊長は殺されたんやないよ。ある意味自殺やね。』

「えっ?どういう事?」
『あとで話す。今はその暇はない。』

レンは何かの術を唱え、人の形をした紙を空に投げた。
その紙は、雛森桃へと姿を変える。

『ほな…よろしゅう♪』
「はい」
レンは現われた偽雛森桃に微笑むと偽雛森桃は返事をして何処かに行ってしまった。

『桃。行くよ。』
「えっ!?ちょっと…待ってよ!!レンちゃん!!」

なんと…レンは雛森をいわゆる…お嬢様抱っこで抱えて走り出した。

『少し黙っとき。それと…霊圧消しといてくれへん?』

「えっ?…うん。」

雛森は霊圧を少しづつ零の状態にした。

『流石…桃。上出来や。ほな…少し急ぐよ。』

この時…レンはものすごい速さの瞬歩を使っていた。

「レンちゃん!?レンちゃんってこんなに速かったの!?」

『そうや。そら…五才の頃からギンのスパルタ修行受け取ったし?毎日霊圧当てられて…死にそうになりながら生活しとったんや。せやから…今の霊圧はそこらの隊長と同じくらいや。』

「そうなんだ…でもなんであたしを助けるの?」

『友達やからや。あたしの大切な友達は絶対に守る。たとえ…自分の命が消えようとも…あたしは大切な人の命を守る。』


もう…迷わない。
あたしが生きたいようにいきるんや。
絶望は…いつか…
希望にかわる…
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