第17章 語られた想いと決意
莉緒の部屋…
反省したかと思った莉緒だが…
「諦めてやるわよ…見せかけだけね?許せない…解毒の粉もあるけどかけてやらない…効果がきれるまでに隠された本能はどんどん…増していく…」
「その意気だ。我らが盗んでやったのだ。これだけで諦められても困る。」
白いフードを被った者達が莉緒の部屋に数人いた。
「ふふ‥‥簡単になんか諦めない。奪い尽くしてやる……」
莉緒はそう言って妖しく微笑んだ。
「お前を仲間にして良かったよ。俺達の分まで楽しんでくれよ?」
「そうだな…生きた式神としてな……」
白いフードを被った者達はそう言って怒りに燃える莉緒を見ていた。