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絶望の果てにあるもの

第15章 閉じられた幕





「なんじゃと!?四十六室も機能しておらんしのぉ。分かった。お主らに任せるとしよう。」

「任せとき。はぁ…コイツと戦いに来たんやけどなぁ…今の話聞いとったら…やる気失せたわ…。」

「お主は藍染をどうするつもりなのじゃ?」

総隊長は斬魄刀をしまいながら言った。

「俺らのパシリにしようかと思てなぁ。惣右介!!どうや?」

「また…昔に戻ったみたいだ…はい。平子隊長の言うとおりに…」



その一週間後…
藍染惣右介は自ら…
虚を呼び出し、仮面の軍勢となった。

東仙要は…死神を引退すると宣言し…
流魂街で暮らしている。
そして…
十三番隊副隊長には…
なんと…
朽木ルキアがなった。

最初は義理の兄である白哉が猛反対したが…
ルキアの説得により、副隊長に就任した。











「ルキアちゃんが副隊長かぁ…なんか不思議な感じやなぁ?」

就任の式が終わった後…ギンがルキアに話かけた。

「いっ…市丸…隊長…」

「そんなに怯えんでもええよ?別に意地悪しようとか思ってへんし…。」
「はい…。あっ…あの…レン隊長は…」

「それがなぁ…まったく目…覚める様子がないんや。内臓とかはまったく心配ないらしいんやけど…体温が冷たいんや。まるで…死人のように…」

ギンは哀しそうに言った。

「そうですか…面会に行こうかと思っていたのですが…」

ルキアは哀しそうに…
そして…残念そうに言った。

「来てもええよ?でも…今は行かんほうがええ…もう少し時間が経ってからおいで?」

「はい!!分かりました。お伺いします。」

ルキアはギンに頭を下げて…


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