蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第640章 ぼくたちみらいのしゅーぱーしゅたー2-3
雅紀と潤side
雅紀の部屋 ソファに並んで座っている
潤「ショウくん大丈夫かな?」
雅紀「な? カズちゃんとサトちゃんが助けてあげるよ」
潤side
ボクだって分かってるんだよ? だって直前まで笑っていたショウくんが表情を曇らせたのをさ。ショウくんLOVEのカズくんと、サトシくんがさ、見逃すはずないものね
雅紀「キャラが独り歩きしちゃってショウちゃんは、しっかりモノのイメージだもんね? ジュンちゃん、ぼくもショウちゃんは心配だよ? カズちゃんとサトちゃんがさ。甘やかせてあげてるよ……ジュンちゃん二人きりなんだよ? ぼくの方を見て?」
あ、マァちゃんスイッチ入っちゃった
保育園の時はボクがマァちゃんを助けてたのに……マァちゃんは、可愛いキャラに見られてるんだ……なのにさ、ボクの前では男っぽいの
それに、保育園の時からボクはマァちゃんが好きだったんだ……けど、キスは出来るんだけど。その先のことはなんだか怖くて……
潤「保育園の時はボクがマァちゃんを助けてたのに……」
雅紀side
『ボク可愛いキャラじゃないよ』
そういつも言っているジュンちゃん
保育園の時からぼくはジュンちゃんが好きだったんだ……
保育園では、ジュンちゃんに助けてもらってばかりだったぼく
好きな子に守られているなんてさ、男としてねダメじゃん? 大きくなったらぼくがジュンちゃんを守るっ! って決めて、体だってきたえたんだから……
ジュンちゃんはそのまんま。可愛いキャラでいて…… って、言われるのがイヤやみたいなんだ。グループの☆☆☆の中では最年長だし、 しっかりしなきゃって思ってるんだろうね
そんな風に気負っちゃってるジュンちゃんが、ぼくは心配なんだ
雅紀「ぼくにはジュンちゃんが大事なの。ジュンちゃん、 あんまり頑張りすぎると 心が疲れちゃうよ? ジュンちゃんぼくの前には 甘えていいんだからね?」