蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第590章 ずっといっしょ…2-8
翔.和也.智の務める病院
応接室
雅紀さん、潤さんとを悠紀さん。半田さんの話し合いの場所を儲けたら良いだろう?って考えて、半田さんの体調を考慮して病院の応接室に場を儲ける事にしたんだ
院長室に事情を説明すると、心良く許可して頂けて
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話し合い場に着いたのは、雅紀さん、潤さん、悠紀さん。半田さん。サトシくんカズとくんも参加
カズくんとサトシくんの場合は、僕が頼りないから一緒の場に居てくれようとしたんだよね?
和也
(もう翔ちゃんてばっ。違います。半田さんの体調面で、不測の事態に陥った時の為。それに…翔ちゃん、相葉くん、潤くんの傍にいてあげたいからです)
智
(もう翔ちゃんてばっ。違います。半田さんの体調面で、不測の事態に陥った時の為。それに…翔ちゃん、雅紀くん、潤の傍にいてあげたいからだからね)
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「申し訳ありませんでしたっ」
土下座して頭を下げた半田さん
翔.智.和也「半田さん…」
ソファーに、対面で相対していた。雅紀さん、潤さん。悠紀さんは感情の読めない無表情で半田さんを見つめていて…
カズくんとサトシくんは、テーブルの上手と下手に置いてあった一人掛けのソファーを、ずらして4人を見守って
僕は…半田さんの隣に座り控えてた
半田さんは一切…言い訳しなかったんだ
悠紀「俺の父ちゃんと母ちゃんを帰してよっ」
かなりの長い沈黙の後、悠紀さんが絞り出すように叫んでも、半田さんは
半田「申し訳ありません…」
涙声で、申し訳ありませんと繰り返し…
雅紀「生涯…両親を忘れないで下さい」
潤「生涯…母を忘れないで下さい」
雅紀さんと、潤さんが半田さんに伝えた言葉は「忘れないで下さい」だった