• テキストサイズ

蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第585章 ずっといっしょ… 2-3


智side

姉ちゃんに

『翔の事で話があるから和也と一緒に聞いて欲しいの』


そう連絡をもらった時、すげぇ心臓がバクバク鳴ったんだ

姉ちゃんは、今両親と暮らしているから。オイラとカズ、翔ちゃんと3人で暮らすマンションに来てもらう事にしたんだ

カズは、外科医(オイラは内科医)でオペなどで中々スケジュールの都合がつかなくてさ。オイラ一人で話を聞く事に

--
その日の夜

和也side

お姉ちゃんと智にサトシぃ、翔ちゃんの事について何を話してるんだろう?って仕事をしながら、フトした大タイミングに思い出して、凄い気になって仕方なかった

翔ちゃんがお風呂に入ったタイミングで

和也「サトシにぃ!ねぇ、お姉ちゃん翔ちゃんがなんだって?」

我ながら焦りすぎて支離滅裂なセリフ…

智「…落ち着きなってカズ…あのさ」

サトシにぃは、穏やかな口調で俺を宥めて来て


双子だからね。分かるの

落ち着いている様に見えて、実はサトシにぃも心中穏やかでないって事


俺が焦っていたりで、気持ちに余裕ない時は、サトシにぃは穏やかな雰囲気を作り出して、スッて気持ちが楽になる空間を作ってくれる優しい人なんだ


智「ちょっとね…翔ちゃんでなくてもメンタルがキツクなる様な話でさ。潤や、雅紀くんに関係ある話でさ…」

智side

重い話だったんだ

和也「相葉くんと、潤くんに関係ある話?あの事故の事?」

智「相変わらず鋭いな…カズは…」

潤と雅紀くんの名前を聞いて2009.8月に起きた交通事故に付いて?と察する…

双子なのにな…まぁ二卵性の双子だし…余り似てなくても…ね


いつも穏やかだね。って、周りはオイラの事言うんだ

オイラだって、気持ちに余裕がない時はあるんだよ?

その時はカズが、今みたいに察してくれて。オイラに話してみようかな?って思うような空間を作り出してくれる優しい人なんだ











/ 1063ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp