第576章 エースの涙2-14

-トントン-

カチャ

蒼空「パパ!」

柳瀬「蒼空!」

二人抱き合って泣いてるのに、もらい泣きしそうになって

柳瀬「 パパは、蒼空が大好きだよ。ごめんな。仕事で家に帰るのが遅くなって。これからも、もう少し遅くなる日が続くんだ。 おじいちゃんおばあちゃんと、良い子に待っていてくれるか？必ず絶対に蒼空の所に帰るから」

蒼空「うん。待ってる」

柳瀬「蒼空… パパと一緒に野球をするのが楽しいと言ってくれてありがとう。パパも蒼空と野球をするのが大好きだよ。仕事が一段落したら絶対にまた、野球チームの練習を見に来るし、お迎えにも来る。野球の観戦にもまた一緒に行こうな」

蒼空「パパっ… また一緒に野球見に行こうね!」

雅紀.潤「良かった…」

翔.和也.智「本当に…」

柳瀬「翔さん、二宮監督、大野コーチ、相葉コーチ、松本コーチありがとうございました」

蒼空「翔ちゃん、和也かんとく、智コーチ、雅紀コーチ、潤コーチ!ありがとう!」

翔.和也.智.雅紀.潤「蒼空くん…」


仲良く手を繋いで帰っていた親子を見ながら、俺達はホっと胸を撫で下ろしたんだ…