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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第572章 エースの涙 2-10


グラウンド 練習中

雅紀side

俺、潤さん、和也、智の4人で、小学 5.6年生の子供達を見てた

翔ちゃんはチームに2人いる、 小学3年生の悠(ゆう)くん、紅一点小学4年生の美弥(みや)ちゃんに、ボールを転がしてあげて、グローブでボールを取る練習をしている

俺は 守備練習ノックをしながら、 ふと、視界の隅に柳瀬さんが家族観覧席に向かって来るのが見えて…

パパが来て、蒼空くんが凄い嬉しそうな顔したなぁなんて思ってたら

守備に着いている子供達一人一人に、アドバイスして回っていた、智と、和也が柳瀬さんの方に向かって行くのが見えて

(うげっ)

何しに向かってったんだよぉ…

同じく子供達にアドバイスをしていた潤さんの方を見ると、やっぱり"うげっ"って表情してて

潤side

俺は、家族観覧席の近くの子供にアドバイスしてた

ふと、視界の隅に柳瀬さんが家族観覧席に向かって来るのが見えて…

智と、和也が柳瀬さんの方に向かってる?

(うげっ)

何しに向かってったんだよぉ…

子供達にノックをしていた雅紀の方を見ると、やっぱり"うげっ"って表情してた

翔side

蒼空くん、パパが練習を見に来ると凄い嬉しそうな顔するなぁ

午前中 喫茶店で

『僕は、バリバリ自覚があるワーカホリックでね。土曜は休日なのに、家で出来る仕事をパソコンでしたりして… 土曜くらいは練習の最初から蒼空の事見てあげなくてはなりせんよね』

っておっしゃってた柳瀬さん

少し遅れたけど…良かったね蒼空くん

なんて思ってた

(ん?)

智?和也?

何で柳瀬さんの方に向かって行ってんの?


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