第556章 秘密の館の秘密の住人 2-14

木造の平屋建て。左側に台所と居間があって、扉を隔てた右側に翔ちゃんと翔香さんの寝室の造り

寝室の方から火の手が上がってたんだ…

潤「だ、大丈夫だからなっ…ってお前達待てっ!」

そん時裏口から、から二人の男が出て来たんだ… 僕達に気付かななかったのか、慌てた様子で乗って来た馬に乗って駆け出して行ってしまって

「潤様っ! 雅紀様こちらの馬車にお乗り下さいませっ!あやつらは、調べの付いてるアジトの方へ向かったと思われますっ!追っかけましょう!」

文也だった。部下の者と一緒で

潤「分かった!その前に子供達を助けてくる!」

文也「…承知しました。潤様くれぐれもお気を付けて下さいませっ」

潤「ああ…こら待て 雅紀っ!お前達!子供達を助け出してから、この後のこと指示するから 待っててくれ!」

文也「はい!」

雅紀まで井戸の水をか被ると家の中へ入って行ってしまって

俺は慌てて後を追ったんだ…


智くんと、カズから遅れて僕も家の中へ


雅紀「翔ちゃん!智くん!カズ!」

智「雅紀!」

居間に入ると、翔ちゃんを左右両脇から支えている智くんと、カズがいたんだ

智「翔が気を失ってる早く!」

和也「翔ちゃんを医者に見せなくちゃ!」

潤「智!雅紀!和也!翔!出るぞ!」

潤おいちゃんが来てくれて僕達は、 なんとか家の外へ出る事が出来たんだ…