第8章 花冷えの季節恋人達編2

　出遅れた……

　カズのkissに、甘い吐息を漏らした翔ちゃん……

　オイラは、自身に集まって来た熱い熱に…… たまらず、カズの肩に触れると

　あっさり…… イヤ…… 仕方ないなぁ。という雰囲気で翔ちゃんから離れたカズ

　カズの表情……

　オイラと目が合うと、いつも人を食ったような表情じゃなく

　うっすらと涙浮かべてて

　次に翔ちゃんの表情を見ると

　翔「サトシくん？」

　智「ショウちゃん、そんな助けて？　みたいな表情されてもね？　けど…… 甘い香りのする花には蜜がある。って言うし？　違う形でオイラもとことん甘やかしてあげよっかな？」

　甘い吐息を吸うように、オイラは魅惑的な唇にKiss

　チュッとKissして唇を離すと

　翔「ナンで？」

　智 「ナンで？　オイラもカズも、ショウちゃんが大好きだからだよ？」

　驚愕したような表情の翔ちゃん

　それより


　甘い蜜を

　オイラに頂戴？