蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第528章 夢でしか逢えない2-4
メイド喫茶 1-A PM12:00
げ!サトシくん?カズくん?
何で?僕
『絶対に来ないでね!』
って釘指したのにっ潤ちゃん教えたの?
智.和也(翔ちゃん!)(口パク)
翔(…)
僕の方見て手を振らないでっ!ちっちゃくだけど誰かに見られたらっ
智.和也side
翔「ご、ご主人様、お飲み物は何になさいますか?」
翔ちゃん、ほっぺたを真っ赤に染めて、ぶっきらぼうにさ…注文を取りに来たんだけと…
可愛い過ぎるでしょ
アイスコーヒーを二つ注文して、翔ちゃんをみていたんたけどさ
「赤色のメイド服に、白いフリフリエプロン…ヤバい可愛さじゃね?」
「ロングのウィッグ?にさ。フリフリのカチューシャ最強だよな」
「白いニーハイ?ソックスに赤い靴リボンも付いて…たまんないよな」
野郎ども…翔ちゃんの可愛さが半端ないからメイド喫茶なんて提案したんだな…
凄いブサクレタ翔ちゃん意外は、店員も客もデレッデレッにヤに下がった顔で翔ちゃんを見てんじゃんか!
和也「まぁ、俺達も翔ちゃんを見て同じ表情してるけどさ」
智「オイラ達も、翔ちゃんのメイド姿が見たくて来たんだから」
やきもき焼くとか間違ってるけど
和也.智「なんか、面白くない!」
時間切れで店から追い出された後、心配過ぎて、体育館の隅から様子を見ていたんだけど…
智「自分達のクラスの出し物終わったヤツから順番に、メイド喫茶に来てるんだな」
和也「ファッションショーしてるクラスの出番が12:30なのは、一番に店を利用する為だったんだな」
それに加えて、一般客も利用して恐ろしい大繁盛じゃん
和也「ファッションショー終わって、投票も終わって優勝者も決まったのに」
智「翔ちゃんのクラスだけ終わる気配がない…」
雅紀「何あれ?潤、翔のクラス手伝ってんの?」
そこにまぁくんが来てさ
和也「さっき『俺のクラス終わったから手伝ってくる!』って」
智「オイラ達に挨拶してくれた後で助っ人に向かったんだよ」
雅紀「わざわざ、ウェイターの制服に着替えてんじゃん。潤」
火に油…翔ちゃんと、潤くん目当ての客が増えてるし
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智&和也の家
智「翔ちゃんさ最後振り切ってたね?」
和也「翔ちゃん笑顔まで振り撒いてさ」
翔「アドレナリン?かなぁ?恥ずかしさがさ…」