蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第525章 夢でしか逢えない2-1
2年後…
翔side
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翔「潤ちゃん、教師になるって夢を抱いて大学に進学したのにさ、大変な事になっちゃって。可哀想」
潤「それは、翔も一緒じゃんか。来年ようやく卒業って年にさ」
俺は、 高校3年生になった
潤ちゃんは、大学2年先生
翔「 このままの状況が続いちゃったらさ、教育実習とかどうなっちゃうんだろうね?」
潤「本当だよな…できれば教育の現場とかこの目で見てからさ、 教師としての第一歩を踏み出したいのにさ…翔だって歯科衛生士になるって夢抱いたのにさ… どうなっちゃうんだろうな?これから」
翔「ね?潤ちゃん、僕一人暮らしって憧れちゃうな。 けど潤ちゃんは 高校卒業したら相葉先生んとこ行くと思ってたのに」
潤「学生の間はきちんと線引きしなきゃって思ったんだよ。それに、お互い依存し過ぎて駄目になっちゃうのが嫌だなって思ったんだ…けど、楽しかったのは最初だけでやっぱ寂しいなって…2年間、翔と一緒で楽しかったからさ」
翔「潤ちゃん… 僕が高校卒業したらまた二人で暮らさない?そしたら寂しくないよ」
潤「智先生と、和也さんはどうすんだよ?」
翔「ぇ? 僕も学生の間は線引きしなきゃだもん。3年間頑張んないと…けど、今の状況のままだったら部屋を借りる時に、二部屋は必要になるから…いつまでも親に甘えてらんないし…どうしようね?」
潤「家賃の安いとこネットで調べてみるよ。話し戻すけどさ。高校最後の半年間なな、文化祭とか行事とかもなくなっちゃうのかね?」
翔「 やめてよね!文化祭とか思い出したくないんだから! 2年前の文化祭で、僕散々な目にあったんだから!やんなくていいよ!」
潤「メイド喫茶。繁盛したもんな?メイドの翔のおかげで!」
翔「潤ちゃんっ!」
もう!僕の黒歴史なんだからな!