第512章 色香を隠していても… 2-12

和也「翔ちゃん!俺の幸せは翔ちゃんと同じ空間で一緒に過ごす事なの!俺から離れて行く事が迷惑なんだからね!」

智「翔ちゃん!俺といたら嫌な思いするからって意味分かんないよ!良い思いしかした事無いんだかんね!」

和也.智「離れて行ってみれば!？無駄だよ!地の果て迄も追いかけるから!諦めて一緒に居てよね!」


ムチャクチャな事言うサトシくんとカズ…けど

好きな人が言うのと、他の人が言うのでは同じ言葉でも全然違って聞こえるんだね…

翔「『一緒にいようね』とか言いながら次の瞬間には離れて行ったり『好きだよ。だから何かを返して』とか見返りを求めてくるんだ。皆…違うはずだよ皆とは。信じたいよ…サトシくん、カズ、マサキ、ジュンだけはって…うん。あの日のまま無邪気な子供の時のまま、俺を認めて必要としてくれた…四人は…」

上手く説明出来なくて涙が出た

和也.智.雅紀.潤「これからも仲間だよね!五人は!大好き過ぎるからずっと離れないで一緒にいようね!」

ほらね…好きな人達から言われるのと、他の人が言うのでは同じ言葉でも全然違って聞こえる…

翔「一緒にいたいよ…お願い。大好き過ぎるんだ。ずっと離れないでね」

和也.智.雅紀.潤「翔ちゃん(くん)!」
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翔「被害届け出すよ。部屋に侵入された証拠をカメラで写したし…許せる範囲を越えたんだ。もう泣き寝入りなんてしたくない」


智
富永許さないよ。翔ちゃんを傷付け苦しめた罪は重いんだから。罰は受けて貰うよ

和也
富永許しませんから。翔ちゃんを追い詰め苦しめた落とし前は、付けさせて貰いますよ

雅紀
富永…翔ちゃんの情けを踏みにじったんだ…許さないから、覚悟してよね

潤
富永。忠告したよな？翔くんを苦しめて…俺が逮捕してやるって。覚悟しろよな