• テキストサイズ

蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第441章 キミの声が聞きたくて 2-10


その日の夜

翔&和也&智のマンション 和室

智「手を繋いでるよ。可愛ぇなぁ。マサキくんとジュンくん」

和也「本当ですよね。天使の寝顔で癒されますね」

翔「カズくん、サトシくんありがとう。ごめんなさい。本当だったら俺が雅紀さんと、潤さんに調査報告を聞きに行かなくてはならない上に、マンションでの件だって…マサキくんとジュンくんを…」

智「翔ちゃんストップ!」

子供達の寝顔を見つめながら。オイラと、カズはそれぞれ翔ちゃんに今日の事を報告してたの

マサキくんとジュンくんの 間にに正座してさ。時折二人の頭を優しく撫でながら、静かに涙している翔ちゃん…

ずっとオイラとカズには、目線を合わせてはくれなくてさ

智「翔ちゃん。オイラとカズと、マサキくんに、ジュンくんは家族でしょ?違う?違わないよね?」


智さん…

翔ちゃんね。体調が優れなかったの今日

翔ちゃんと、俺、智さんに、マサキくんとジュンくんは家族なんだもん

俺は…同じタイミングで翔ちゃんの両手を…俺は翔ちゃんの左手を。智さんは翔ちゃんの右手を取り、互いに両手で包み込む様に軽く握ると

和也「翔ちゃん、体調の悪い家族を無理させないのも。辛く、苦しい思いしている家族を助けるのも家族…でしょ?」

翔ちゃんは綺麗な瞳を潤ませてオイラを

翔ちゃんは綺麗な瞳を潤ませて俺を

ジっと見つめて

翔「違わない…サトシくん。カズくん。マサキくん。ジュンくんは…俺の大切な家族…」

ポロポロ涙してしまった翔ちゃん

和也.智「泣かないで?翔ちゃん」

翔「うん…俺も改めて雅紀くんと潤くんから話聞くね。マンションの張り紙とか、公園での事を謝りたいって言って来た人達の話も聞こうかな…」

和也「公園で、マサキくんと、ジュンくんが皆から離れて砂場遊び始めたら…『さっきはゴメンね』って子供達が。マサキくん、ジュンくん少し悲しい表情したんだよ?けど『うん。いっしょにあしょぼ』って…それを見て親達は心を動かされたんじゃない?」

智「マサキくんと、ジュンくんの真っ直ぐさが伝わって良い方向に進んだのと違って折戸の関係者は…」

翔「逆恨み…か…仲間を守りたい気持ちは大切だけど。仲間のした事を隠蔽や、相手を傷付けるやり方で『守る』事は間違いだものね」

智.和也「翔ちゃん…」








/ 1063ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp