第435章 キミの声が聞きたくて 2-4

　 翌日AM10:00

雅紀&潤の勤める法律事務所

雅紀side

さっき迄幼なじみのカズと、飲み屋で知り合った智さんが事務所に相談があると尋ねて来てたんだけど…

潤「折戸孝…全てアイツだろ？雅紀さん!おじさんは折戸の親父さんを…友達を信じて相談したんだよな？乗っ取った挙げ句親子二代で…梓は家を守る為に結婚して…愛したから折戸孝との間にマサキくんとジュンくんを…!翔くんだってっ」

雅紀「お父さんは、会社を受け渡した事を後悔してお身体を壊し亡くなられた…お母さんも慣れない仕事して翔ちゃんと頑張って…やはり身体を壊して亡くなられた…折戸は翔ちゃんこそが欲しいと…姉弟の仲を裂いて…折戸に刃を向けた梓さんを反対に殺めたのは折戸なのに…」

潤「翔くんに罪擦り付けて…」

雅紀「梓さんの感情を乱し、高ぶらせて…翔ちゃんの頬を叩くまで追い詰めて…」

その為に翔ちゃんは、右耳の聴力を…難聴になり…梓さんは…命を落として…翔ちゃんは折戸の罪を背負わされ少年院に…