• テキストサイズ

蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第434章 キミの声が聞きたくて2-3


  PM22:00一日終わりのお話タイム

リビング


マサキくん、ジュンくんは隣の和室で夢の中

五つ並んだ布団。真中に翔ちゃん。その右側にスイカの柄の布団で眠るマサキくん。左側に葡萄の柄のふに眠るジュンくん

マサキくんの隣に俺ね

ジュンくんの隣にはオイラ

二人を見守りつつ晩酌タイム


智「今の時代さ。色んな不安とか沢山あるじゃん。こんなにあっ暖かい家庭でさ。みんなで力を合わせればどんな困難にだって乗り超えられる気がするよね」

和也「反対に人の家庭が幸せそうにとか 見えちゃったりしてさ。 自分のイライラをさ。人のせいにして… 傷付ける人もいますよね?」

翔「噂話とは人から人へ伝えられて行く内に、嘘が誠に。誠が嘘にすり替わって行ったり…一度そうなったら訂正しても無駄だよね…それを陰で先導して楽しんでいる人もいるし…オカシイよね…何でもカズくんとサトシくんには悟られちゃうね…」

和也「翔ちゃん…やっぱり何かあったんですね?」

智「翔ちゃん。話せる?事によっちゃ黙ってらんないかんね?」

翔「俺のした事で、とやかく言われるのは仕方ないよ。 そのせいでマサキくんと、ジュンくんが…」

智「待った!翔ちゃんこそ犠牲者でしょ?」

和也「折戸孝(おりと たかし)が悪いんですからね?翔ちゃん」

智.和也「翔ちゃんも、お母さん、お父さん、梓さん。マサキくんにジュンくん。皆悪く無いよ」

翔「マサキくんと、ジュンくんには、公園で遊ぶ権利がある。スーパーだって!家庭環境とか二人がいかんともし難い事で…大人の都合で子供を傷付けるなんてあっちゃなんないの!そうでしょ?カズくん?サトシくん!」

堪えきれなかった…

翔「わざわざ人の家の玄関扉に張り紙とか… こんなご時世だからね…スーパーには一人で行かなきゃなんだよね。 けど家に子供も残してなんか無理でしょ?公園は最近控えてるよ。なるべく人の居なそうな時間に行く様にさしたりさ」



今の時代、他にも、24時間ネットイジメとか、対象の人延々と…もし自分が…もし身内が…もし子供が…もし愛する人が…そういう思いをしたら…

想像力を働かせて考えれば分かりそうなものなのに…

智「考えよう…雅紀くんに相談して…」

和也「考えましょう…潤くんにも聞いてみよう」






/ 1063ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp