蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第432章 キミの声が聞きたくて2-1
数年後
翔side
翔&和也&智&マサキ&ジュンのマンション
買い物帰り 二階 共有スペース脇の ポスト(新聞.宅配用)
(ナニコレ?)
マサキ.ジュン「しょうちゃ?どちたの?」
翔「え?あ、ゴメンね。マサキくん、ジュンくんオウチ帰ろうね」
リビング
マサキ「ジューンあしょーぼ」
ジュン「あーいマサキあけましゅよ」
翔「ほんとに器用だよね。カズくんとサトシくん」
俺、今、対面キッチンで夕飯を作りながら、リビングで遊ぶマサキくんとジュンの様子見てんの
二人で仲良く、サトシくんと、カズくんが、ダンボールで作った それぞれのお家に訪問ごっこしながら遊んでいる
俺は櫻井翔
可愛い俺の甥っ子達
亡くなった姉の梓の忘れ形見
翔「大切な可愛い、マサキくんジュンくん守るからね…」
-ピンポン-
マサキ「ジュンさとくんだよ」
ジュン「かじゅくんだもんマサキ」
和也&智side
和也「 同じ時間に 、家に付く率高くありません?智さん」
俺?二宮和也
智「 狙った訳じゃないのに。何なのこの確率おかしくない?カズ」
オイラ?大野智
エントランスで一緒になって、軽口叩きながら部屋のインターホンを鳴らしたら
消し忘れたインターフォンから可愛い声が聞こえて。玄関まで迎えに来てくれたマサキくんサトシくん
智.和也「あれ?翔ちゃんは?」
-ガチャ-
翔「人の口に戸は立てられない…か…」(小声)
いつもなら、マサキくんジュンくんと 玄関まで迎えに来てくれる翔ちゃん
リビングの戸を開けると
「人の口に戸は立てられない…か…」
と小声で呟いた翔ちゃんが…
和也.智「翔ちゃんただいま」
右耳に補聴器を付けている翔ちゃん
一生懸命に、夕食を作っている翔ちゃんの正面に立った俺に
一生懸命に、夕食を作っている翔ちゃんの正面に立ったオイラに
今気付いたみたい。ピクって反応して
翔「お帰りなさい。カズくんサトシくん」
翔ちゃん…『人の口には戸は立てられない』事が起きたの?
何かあったの?翔ちゃん?