第419章 復活Love 2-7

同じ日

同じ喫茶店


PM11:00

翔「この前のステッカー見せてよ」

まつり「…やけに拘るんだな？何で？」

翔「ん？カッコいいなと思って…限定商品で買えないんだよね？」

まつり「ああ…なぁ翔、俺本当にお前に協力したいんだぜ。一人で抱え込まないでさ、何でも話てくれ」

翔「ありがとう佐柄さん」

まつり「名前で呼んでくれよ」

翔「…分かった」

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その頃の、和也、智、雅紀、潤

翔の実家 リビング


揺(ヨウ)「ごめんなさいね。皆。忙しいでしょうに来てくれて…ありがとう」


和也.智.雅紀.潤「いえ…」

揺「最近翔ちゃん様子が…何かあったのかしらね？」

和也
(俺と、智、相葉くん、潤くんは互いに顔を見合せていた)

智
(きっと親として…子供の命の最後の時を知りたいと想うだろう)

雅紀
(今まで、単独事故と思って…それが違うと分かったら)

潤
(真実を知りたいと…我が子の無念を晴らしたいと想うはず)


琉翔(リュウト)「今までの事を考えると、私達夫婦が翔の様子を見て、何故にあんなにも余裕の無い苦しそうな表情をしているんだ？と感じる。心配で仕方無いと言っても…」

和也 「信じますよ。本当に心から翔ちゃんを心配していると伝わって来ますから(翔ちゃんが、変化に戸惑う位にね)…おじさん、おばさん… どんなに苦しくても、真実から逃げる訳にはいかない事で…知らせない訳にはいかないから…」

そう言うと、智、相葉、潤くんは頷いてくれて


智「俺達、今まで何をしてたんでしょうね？翔ちゃんは、琉の事故に疑問を持って、琉の無念を晴らそうと…」

雅紀
(そう言うと、智くんは翔ちゃんのツイート記事をおじさん、おばさんに…)

揺 「そんな…琉ちゃんが…そんな…」

琉翔「揺!」

潤
(未だに信じがたい事実 。それを目にした瞬間、泣き崩れたおばさんを、抱き締めたおじさん)

琉翔「ひき逃げだとして、翔は…まさか一人で犯人探しを？このR.Sと言う名前で、兄を名乗っているのは？まさか…自分は、櫻井琉で…その弟の無念を？」

揺「翔ちゃんが琉ちゃんとして、翔ちゃんではない弟の無念を訴えていると言うの？翔ちゃんは、翔ちゃんなのよ!」

和也.智.雅紀.潤
(おばさんの嘆きは、俺達も同じ様に思っている事で…)