蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第417章 復活Love 2-5
喫茶店AM10:00
潤「翔くん何があったの?」
翔「潤さんこそ…ねぇ雅紀憔悴仕切ってるって…和也くんのメール…僕と潤さんが 一緒にいる前提で送られて来てる。カズto翔ちゃん 《どこにいるの?大丈夫?ごめんね …潤くんは大丈夫なの?相葉くんが本当に憔悴仕切ってて…見てらんないの》だって」
潤「その言葉そっくり返すよ。翔くん。サトシがいつもと違う様子だったもん。(智)『本当に許してもらいたい。けど今回はなんかオイラ達が原因の他に、もう一つ何かある感じがして』って昨日の電話でさ…」
翔「潤さん前にさ、ご両親が不仲で喧嘩する度、お父さんがお姉さんを、お母さんは潤さんをそれぞれ味方に付けようとしたり、 お母さんの過剰ともいえる過保護から『時に無性に離れたくなって、嫌になって一人になる空間と、時間が欲しいんだよね』って言ってたよね… 我が家とは違う形だけど、親からの期待やプレッシャー って…兄さん大変だったんだろうなって。今なら分かるの…」
潤『翔くん…琉とは同じ悩み抱えてたかは気が合ったと言うか…うん。雅紀の事を信じて無い。信じてくれ無いとかじゃなくて 。一瞬だけ離れれば又気分が変わるって言うか…じゃないと喧嘩ばかりになって、長く続かねぇんじゃねぇか…って思うから…』
翔「潤さんは真っ直ぐだね。雅紀は優しい。恋に一途だし。潤さんと同じ仕事がしたい。同じ世界が見たいとかホント可愛いよね… 僕は戸惑ってんの… 環境が180度ガラッと変わっちゃって…和也くんと智くんの想いや、両親が僕を気に掛けてこくれる様になったのに何か付いて行けなくて… こっちを見てって思ってたはずなのに…」
潤side
別に、雅紀を心配させたいとか苦しめたい訳じゃない。 ただ本当に、自分の気持ちの整理を付ける為に離れただけで…
親友…だった…琉の弟の翔くん… そうだよね。俺と、琉が抱えていた問題と正反対の悩みを持っていた翔くんの話ももっと、深く聞いてあげなきゃならなかったのに…俺は反省したんだ
けど翔くんがここまで深い話をしてくれたのは、めったにない事で。なんか本当に翔くんが大きなものを抱えてんじゃねぇかって…
メチャクチャ心配しているだろう
潤「カズとサトシの話も聞かなくちゃだよね…」
-
PM11:00
翔「この前のステッカー見せてよ」