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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第6章 花冷えの季節6


 その日の夜

 翔『ホントに三人で寝るの? 狭いよー』

 和也『父さん、母さんのベットだもん。大丈夫』

 智『そうそう、オイラ達はいつも一緒。大丈夫』

 翔『ナニソレ?』

 って言ってた翔ちゃんナノに

 和也.智「可愛いな」(寝顔)


 智「儚くて、綺麗な翔ちゃん…… カズじゃなくて、オイラがいつか汚すんじゃないか…… って。だったらその前に、離れようと思ったけど……」

 和也「分かってますよ。智にぃ。俺だって綺麗事は言えない。いつかきっと翔ちゃんを……」


 綺麗な花を汚したい……


 誰か他の人に翔ちゃんを……

 誰か他の人を翔ちゃんが……


 智「あり得ないねぇ」


 和也「あり得ないですね」




 * 両親海外にて仕事中

 大手会社のトップ

 お陰で何不自由ない生活させて頂いてんの

 家族で海外に……

 の…… 話もあったけど

 三人での生活を

 望んだんた……













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