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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第398章 Twin ray2 恋人達編3


ジュンside

ジュン「う、うるさい!マサキ王…早くっ」

思わず…言ってしまった…

マサキ王め! 人の言葉逆手に取って

スイッチが入ったのか、私の右手を取り指一本にキスをして、左手にもキスを…

本当、狡いヤツだ。 普段は些細な事にも騒いで、更に事を大きくする子供っぽいとこがあるくせに

今みたいに、 急に男を出して来て…

ジュン「マサキ王…お前は幼き時より『しっかりした子だ』と、 言われ続けて、人に甘えられなくなった私を 甘やかしてくれて…」

私の言葉に驚いたのか、マサキ王は愛撫を辞めて…

マサキ「ジュン妃様?」

ジュン「あ、あの… 髪を撫でて欲しい… 唇で…髪にキスを落として…目から順番にチュッてして欲しい…」



マサキside

(…)

ジュン「間、間違えっ…」

あぁ、お可愛らしいお言葉に、思わず呆けてしまった俺なのに、ジュン妃様は勘違いなされたのか『間違えた』と…

あぁ、私のバカ!


マサキ「ジュン妃様?失礼致しました… これからどうぞ私に思う存分甘えて下さい。ジュン妃様。愛しています」


瞬間 、左目からスーって、綺麗な、雫を…

私も、なんだか泣けて来て…


チュッ


マサキ「ジュン妃様泣かないで下さい…髪綺麗ですね…良い匂いが致します」

ピクッ

途端に、身体を強張らせたジュン妃様

数えきれない程、身体を重ねて、愛し合って来たと云うのに…慣れる事の無い

初めは、 どうしても身体が硬くなり、小さく震えてしまわれるジュン妃様…

マサキ「ジュン妃様?怖いですか? 大丈夫ですからね?安心して私に身を委ねて下さい。ジュン妃様…」

再び、涙溢れさせたジュン妃様の瞳にキスして、唇で雫を…












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