蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第394章 Twin ray 2-11
◇◇国
トーマ「ママン!ママン!おめめあけてくだちゃい!」
レイジ「ママン!ママン!おっきちてくだちゃい!」
ショウ(ぇ?どこだ?)
ジュンマ「おっき!ショウちゃま!おめめあけまちた!」
ショウ「…トーマ王子?レイジ王子?ジュンマ王子?泣いているのですか?でも、あぁ、何て幸せな夢だろうか…」
サトシ「夢ではありませんよ?ショウ王妃様?」
カズ「現実ですよ?ショウ王妃…」
ショウ「そ、そんなっ、バ、バカ王子は?」
ジュン「王位を辞退するそうだ」
ショウ「は?」
マサキ「ルミナに助けられましたね。あのご仁は…」
ショウ「は、話が見えないぞ!」
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数時間前
-バン-
カズside
-バン-
とドアを開けた瞬間(いつもは開けられる)、大体が余り良くない事が…なんですけど…
-ドン-
サトシside
蹴られた?床にだらしなく転がっている裸のバカ王子…見たくも無いのですが…
マサキ『ジュン妃様?ショウ王妃様はご無事ですよ。安心して下さい』
トーマ『ママンっ』
レイジ『ママンっ』
ジュンマ『ショウちゃまっ』
ジュン『ショウ!ショウ!』
その声に涙している、ショウ王妃に私達は
涙されている、ショウ王妃に私達は
ショウ王妃を左側か掻き抱き
ショウ王妃様を右側から掻き抱き
サトシ『ショウ王妃様っ。なぜ…もっとご自分を大切にして下さらないのですか?』
カズ『ショウ王妃っ。貴方のいない人生など…私達は耐えられない…分かって下さい…』
愚かにも責めたりして…
瞬間、意識を一瞬失い掛けた…
カズ『ショウ王妃?』
サトシ『ショウ王妃様?』
パッと目覚めると
ショウ『バカ王子!嫁ぐ事が決まっていたジュンレイ伯母上と、ショウレイ母上を。と。無理を言って来たのは▲▲国の王です!◇◇国、☆☆国は、カズ王、サトシ王、トーマ王子、レイジ王子、ジュン兄上、ジュンマ王子、マサキ王を…私には守る義務があるのです!私の命と引き換えにして…貴方をの命を…』