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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第390章 Twin ray 2-7


カズ&サトシ&マサキ&ジュンside

ショウ&カズ&サトシの部屋

サトシ「あぁ、ショウ王妃様…又お一人で向かわれたのですか?」

カズ「あの、バカ王子がっ」

-カチャ-

ジュン「やはりそうか!ショウ▲▲国へ向かったのだな?」

マサキ「助太刀に来ました。嘆いてる間に一刻も早くショウ王妃様をお助けせねば!」

カズ「ジュン妃?☆☆国は?」

サトシ「ジュンマ王子はどうされたのですか?まさか、お一人で☆☆国に?」

ジュン「優秀な側近に任せて来た。シュンスケにな。それに父上の前王様がいる。心配ない。私が◇◇国の前王様と共に、◇◇国を。そして、トーマ王子、レイジ王子にジュンマ王子を守っているゆえ、カズ王。サトシ王早くショウを…マサキ王を遣わす」

マサキ「もう、早く参りませんと。▲▲国に移動しながら話しませんか?あ、シュンスケからの伝言『ユースケをコキ使ってやって下さい』との事です」


馬にて、▲▲国へ移動中


カズ「サトシ王、ショウ王妃を一刻も早く助けに行かねばならないと分かっているのだ。なのに…」

サトシ「イナミかカルアが…私達の決めた乳母に欺かれていた?許せないです。ショウ王妃様を…」

カズ「ショウ王妃を欺き、トーマ王子と、レイジ王子を慈しむ振りをした?▲▲国の人間なのか?」

サトシ「それが演技だったとは…思えないのです…」

イナミとカルアを信じ過ぎたのかショックがデカくて…

カズ.サトシ「それもこれも!皆バカ王子のせいではないか!!」

ユースケ「 あの申し訳ございません。どうしても口を挟みたくなって。あの…いくら憎いからって。お気持ち分かりますが…人の事バカと呼ぶのは…」

カズ「本名だぞ」

ユースケ「まさか…」

カズ「とある東洋の国には『バカ可愛い』という風に使うらしい ぞ。▲▲国の王は溺愛の余りその意味を込めて名づけたらしい」

ユースケ「なるほど…」

マサキ「しかし、その東洋の国でしか通じない名前は、やめた方が良かったんじゃないかと思いますけどね?」

サトシ「バカ王子… こんな愚かな事をしでかした息子を、▲▲国の王は知っているのでしょうかね?」

カズ「知ったら『バカ王子!』と叫ぶさ…王は関与していないのだろうな…本当にっ愚かなバカ王子だっ…」
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