蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第379章 笑って生きて行く 2 番外編6
雅紀&潤side
雅紀&潤(凄い緊張感漂ってるんだけど…)
雅紀
玲皇くんの姿を見ると胡桃ちゃんは、可哀想に…手にした物を持ってウロウロと周りを見渡して、ダイニングの椅子に座ると、自分の体で持っている物隠そうと…
玲皇「胡桃」
胡桃「レオくん、もうジャ…」
玲皇「ジャマなんかじゃねーよ」
胡桃「…」
翔.和也.智「胡桃ちゃん…」
玲皇「少しもそんなこと思ってない。ジャマって 言ってごめんな。胡桃」
胡桃「レオくん…」
玲皇「まだガキんちょのくせに。とか言ってごめんな。胡桃」
潤
(胡桃の思い、何とかしてあげたくても話を聞いてあげるとか。それぐらいしかさ…大人が下手口出し出来ないデリケートな問題で…胡桃の切ない片思い的感情。 玲皇の嬉しいけど恥ずかしい。って感じの感情も分かっちゃったりするから…)
雅紀「切ないね…」
雅紀の言葉に俺は頷く事しか出来なくて…
玲皇「胡桃。泣かないで。胡桃、妹って自分の気持ちごまかしたり。言ったりしたけど、胡桃の事気になってしょうがない。これって好きって事だからさ。大好きだよ胡桃」
瞬間
雅紀
胡桃ちゃんの綺麗な瞳から涙が溢れたんだ
胡桃「レオくんはお兄ちゃんじゃない。レオくんが好きなの…」
翔&和也&智「良かった…胡桃ちゃん、玲皇くん…」
潤
(翔と、和也、智 の安堵した様子に俺も同じ、良かったって…)
雅紀「良かったぁ…」
雅紀が泣く気持ちは分かるんだけどさ…
拍手したり、万歳して喜んで子供達の中で
咲良と、琴音は寂しそうな表情で、みんなを見つめていて
そしてそれは蓮と駿も…
そんな中
玲皇「あのさ…胡桃…」
胡桃「レオくん甘いの苦手だから…」
玲皇は、凄い丁寧に包装紙を開けて…胡桃の作ったチョコを一粒… パクっと口の中に入れると
玲皇「しょっぱいけど、ほんのり甘い…塩キャラメル味だ」
なんと、塩味に少しの砂糖を…
そして、玲皇が プレゼントしたのは同じく甘いものが苦手な胡桃に
キャラメル味のショートケーキ…
潤「気が会うなぁ」
雅紀「俺と潤センセ…」
-コツン-
みたい
と言おうとしたから、軽く雅紀の頭をこずいておきました