第375章 笑って生きて行く 2 番外編2

智.和也.side

翔ちゃんの

『もういいよ』


が怖い


経験上

翔ちゃんが

もうこの話はしたくないとか

諦めちゃった時

決して納得した

いいよ

じゃないから…


それに…告白タイムったって

告白したのは

咲良ちゃん、胡桃ちゃん、茉莉花ちゃん


それだって…翔ちゃんのいった本音で考えるとさ


翔「告白たって、女の子達のは…」

駿「好きな人へのメッセージ…」


それだと、駿くんの告白は？

駿「翔が大変な事に巻き込まれたからさ、言えなくて…サプライズでさ女の子達バレンタインデーのチョコを作って、 本命の人に 本当の告白するらしくて…その前に男連中が逆サプライズを… という事で。翔、バレンタインデーパーティーに招待状。是非参加して」

翔「サプライズなのに何で知ってんの？」

智.和也「確かに…」

駿「それは…」

和也「なんか…可愛げの無い微笑みだね…智」

智「和也に似てね？」

駿くんは、悪い笑みを浮かべながら

駿「純粋無垢な、マリと、大翔(ひろと)がさ…」


大翔『ばれたいでーってなぁに？』

駿「女の子から、 好きな男の子に チョコをハイってする日だよ。って言ったら」

茉莉花『マリもちょこはいちゅる』

駿「って、 教えてくれたんだよ」

翔「で、陽向(ひなた)くんから もう少し詳しく聞き出したと…」


翔ちゃんの呆れたって感じの表情に、駿くんは

駿「女の子からの覚悟の告白に、男連中が 黙ってる訳 いかないじゃん？…」

翔「駿…」

なんか思った以上に、真面目に考えてる駿くんを見直した瞬間

駿「あ!智さんと、和也さんも、翔に付いて来るんですよね？仕方ないから招待状用意したんで…どうぞ」

和也「俺あんなに可愛げ無くないし」

智「ホントにもう…でも、なんか憎めねんだよなぁ」


翔side



駿…絶対本音を告白してよね…

蓮(れん)くん、怜皇(れお)くん、陽向くん、大翔くん、の思い


琴音(ことね)ちゃん、咲良(さら)ちゃん、胡桃(くるみ)ちゃん、茉莉花(まりか)ちゃんの思いが…

思い通りに成就しますように…