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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第361章 笑って生きて行く2-2


潤side

潤「うん、うん。俺か雅紀が迎えに行くから…」

プっ

(ハァ…)

翔…

智くんからの電話

智『翔ちゃん、園で様子見ていてあげて欲しいの。潤にいちゃん!』

俺の隣で 雅紀が

雅紀には和也くんから電話が


思わず二人で顔を見合わせてた

和也『翔ちゃん見てあげて!雅紀くん!』
--
雅紀

雅紀「潤センセ仕事じゃん(早番)。俺。休みだし翔ちゃんを迎えに行って園で一緒にいるよ」

潤「頼む雅紀。俺、15:00には終わるから…仕事」


昨日の翔の様子を智くん、和也くんに聞いた後、施設長に相談すると

施設長(田辺)『翔ちゃんを、施設に温かく迎えてあげましょう』

って


13年前、施設に暮らしていた翔

二宮家の家族と、運命的な 出会いをした翔


同時13歳、中2だった智くんと和也くん

2歳だった翔のお兄ちゃんになった二人


おじさんと、おばさんにも溺愛。という表現がぴったりとくる位、愛されて育った翔

18歳だった、施設に暮らしていた雅紀と、23歳だった俺にとっても3人は大切な弟達で…


医者になった智くんと和也くんは、しっかりとした大人へと成長したのに。さっきの電話

出会った頃のちょっと、 甘えん坊な男の子達の時代に。チョッと甘えたな男の子だった時に…

不安だったよな?

俺は、二人が頼ってきてくれた事嬉しかったよ
--

和也『仕事…手術が一件入ってて…だからっ…』

雅紀『カズくん?大丈夫だよ?翔ちゃんは俺が守ってあげるから。潤センセも。田辺施設長もいらっしゃる。だから仕事の時だけは患者さんを…ね?』

智『インフルエンザの子供が…見てあげたいの…だから』

潤『俺と、雅紀も、智くん、和也くん、そして翔の兄貴だぞ?頼れ!その子は智が守ってあげなきゃだろう?』

混乱と不安で仕方なかったんだよな?

そこからは、 智くんは、いつもの落ち着いた口調に。それは、隣から漏れ聞こえてくる和也くんもだ

--

雅紀「カズさ、翔ちゃんの様子見て、いの一番に、俺達のトコにに連絡してくれたみたい。だから頑張ったねって」

潤「智くんも、 涙している翔ちゃんの背中を擦るだけで何も…とか言うからさ。寄りそう事が大切なの。 頑張ったねって」














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