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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第345章 花冷えの季節 2-4


 翔「 しょーちゃん?ママのこと好き?」


 和也(翔ちゃんの、 その一言に答えがあったんだ)

--

『すみません。この子を預ける所が見つからなくて… 連れて来ちゃいました…』


 智(男の子を見て、ニコって微笑んだ翔ちゃん)

しょう「しょうセンセ!おうたのセンセ!どこかイタイの?」

翔「ちょっとひどいお風邪引いて…大丈夫だからね…しょうちゃん」


 智

 件の件の女性に、 聞く事になって…翔ちゃんまだ入院してるからね。 病室に来てもらったんだけど…

 和也

 冷静に話出来る様にって、マァは俺と、智にぃに。潤くんは翔ちゃんの傍に見守ってくれて


「初めは、ママ友に、自慢出来るかもって…グループ内だけに見せるつもりだったんです…」


--

潤「しょうくんて名前なんだ?」

しょう「ね?いっしょなんだよね?」

翔「ね?字も『翔』で一緒なんだよね?」


潤「何歳なの?」

しょう「ごさい!」

--

「本当に、浅はかでした。 注目の人を世の中の人に紹介したら、もっともっと、私の事を、皆が認めてくれるんじゃないか?って…」

--

 翔「 しょーちゃん?ママのこと好き?」

しょう「だいすき! ママもピアノのセンセなの! ママとしょうセンセみたいにピアノもおうたもじょーずになりたいの」


--
 女性と翔ちゃんの帰った後


 雅紀side


 翔「子供に罪はないもんね?」


 翔ちゃん… しょうちゃんの為に…


翔「不思議な、世の中だね…友達を作るのに、見返りを求めたり…求め返したり… きっとそんな今の風潮が彼女を…追い詰めちゃったのかね?」


 和也.智.雅紀.潤「翔ちゃん(くん)…」


 翔ちゃん…の涙に…

智「雅紀くん。起こった事は仕方ないもんね? あの人も何回も謝ってくれたし」

和也「潤くん。マァだけだと心配だ…翔ちゃんのマネージメントの方法一緒に練り直してよ」

雅紀「カズ!お前はっ!」


 もう、信じらんないカズの奴!

 
 らしいっちゃ、らしいけどさっ


 智さんは、優しい…

智.潤「あっはっは!カズ(さん)だなぁ」

智さんも酷いよ…

それより…

雅紀「潤?何がオカシイ?のかな?」

潤「ぇ?あっヤベ…」


 





 

 








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